埼玉県八潮市を中心に安心のご葬儀をお手伝いしている「さかい葬祭」です。
自身の寿命が近づいてきていることを感じた時。
大事な人の寿命が近づき葬儀という選択肢が頭に浮かんだ時。
街中でどなたかの葬儀を目にした時。
「日本ではなぜ葬儀を行うのだろう?」と疑問に思ったことがある方もいるのではないでしょうか?
確かに、火葬のみを行う「直葬」という選択肢があるため、わざわざ一般葬や家族葬、一日葬を執り行う必要もないと感じるのもわかります。
しかし、実際には葬儀を執り行うことに様々なメリットや意味があるため、余程の事情がない限りは葬儀を行った方が良いといえるでしょう。
そこで今回は、「なぜ葬儀を行うのか?」という疑問について解説していきたいと思います。

葬儀を行う意味
日本において葬儀を行うことは、様々なメリットや意味があります。
具体的にいくつか挙げていきましょう。
①宗教的な意味合い
日本では約85%が仏式葬儀となっています。
仏教では、故人の霊をあの世に無事に送り届けるという考えから、僧侶を葬儀に呼び読経してもらい故人をあの世へと送り出します。
つまり、葬儀を行い僧侶を呼び読経していただくことで「宗教的」に霊を見送る意味があるわけです。
②社会的な意味合い
葬儀を行うとなれば、親族だけでなく故人の友人やご近所、会社関係者などに知らせることになります。
ただ死亡届や死亡診断書、火葬許可申請書といった必要手続きをし火葬するだけでは、社会的な意味合いでは不十分であるといえます。
通夜や葬儀を執り行えば、多くの人が故人とお別れができ、社会的にもしっかりとお別れができます。
特別な事情があれば仕方ありませんが、直葬(火葬)のみとなると、「なぜ葬儀を行わなかったんだ」「教えてほしかった」というように故人とのお別れができず悲しむ方が現れる可能性があります。
また、多くの人が旅立ったことを知らずに何年も経過し、生きていると思わせてしまうことになります。
そのため、社会的な意味合いとしても、葬儀を行い親族以外の深い関りのあった方たちにお別れに来てもらうのが良いといえるでしょう。
③教育的な意味合い
皆さんは子どもの頃、「死」というものがどのようなものなのか、自身がいつしか死を迎えると感じると自覚していたでしょうか?
しかし、生きていく中で何度か葬儀に参加することで、子どもながらに「死」というものを実感していきます。
ゲームのように何度も蘇るのではなく、一度命を失ったら戻ってこれないことを葬儀への参加によって学ぶことができるのです。
④故人の「死」を受け入れる意味合い
配偶者や親、兄弟、子どもなど大事な人が亡くなれば、心が壊れてしまうほど大きな悲しみを感じるはずです。
人によっては数週間、数ヶ月の間なにもする気が起きないほどの影響が出る可能性も(何年も立ち直れないケースも)あります。
これは葬儀を行わなければさらに長引いてしまう可能性があります。
なぜならば、「精神的な切り替えがしにくくなるから」
です。
葬儀を行うことで区切りを明確化でき、精神的な切り替えがしやすくなるからです。
通夜や葬儀、告別式と1つずつ消化していくことで故人の死を少しだけでも受け入れることができるはずです。
確かにその時点では完全に受け入れることはできないかもしれませんが、やはり区切りとなる出来事があった方が受け入れやすいのも事実です。

より良い葬儀にするためには葬儀社選びが重要
前述した通り、葬儀を行うことで多くのメリットを得ることができるわけですが、一般葬や家族葬、一日葬など葬儀の種類を決めることはもちろん、「葬儀社選び」も非常に重要であることを知っておきましょう。
きめ細やかなサポートができる葬儀社に依頼すれば、故人とのお別れがより素敵なものとなります。
また、葬儀社によって葬儀の料金もかなり差があるため、しっかりとしたサポートがありながらもリーズナブルな料金設定の葬儀社を選ぶようにしましょう。
親族だけでなく友人や会社関係者も気持ち良く故人とお別れできるように、ぜひ葬儀社選びは慎重に行いましょう。
まとめ
今回は、「なぜ葬儀を行うのか?」という疑問について解説してきました。
死亡届や死亡診断書、火葬許可申請書といった手続きを済ませ火葬を行えば形式的には問題なく、葬儀を行わない選択肢もあります。
しかし、以下のようなメリットや意味があるため、特別な事情がなければ行った方が良いといえるでしょう。
・宗教的な意味合い
・社会的な意味合い
・教育的な意味合い
・故人の「死」を受け入れる意味合い
さかい葬祭では、家族経営ゆえにリーズナブルな料金設定できめ細やかなサポートが可能となっています。
埼玉県八潮市や草加市周辺で御用の際は、ぜひお声掛けください。