埼玉県八潮市を中心に安心のご葬儀をお手伝いしている「さかい葬祭」です。
喪主や遺族という立場の場合、葬儀期間中に参列者からお悔やみの言葉をいただく機会が多いかと思います。
しかし、多くの人は「どのように返事をするのがベストなのだろう?」と不安に感じるものです。
そこで今回は、「葬儀期間中にいただいたお悔やみの言葉への返し方」について解説していきたいと思います。

お悔やみの言葉とは
それではまず、「お悔やみの言葉」がどのようなものなのか挙げてみましょう。
通夜や葬儀の際に弔問してくださった方から以下のような言葉をいただきます。
・この度は誠にご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます。
・突然のご不幸、誠に残念でなりません。心からお悔やみ申し上げます。
対面ではこのようなお悔やみの言葉をかけてくださる方が多いかと思います。
書面の場合には、「追悼の意を表します」「残念でなりません」「ご冥福をお祈りします」といった言葉が良く使われます。
参列される方から直接お悔やみの言葉をいただくケースや手紙、メールなどでいただくケースがありますが、忌み言葉を避けたり悲しみに寄り添う気持ちを込めてくださったりと、遺族に対して配慮していただけます。
そのため、そのお言葉に対しての返事も礼節をわきまえた言葉で返す必要があるといえるでしょう。

葬儀期間中にいただいたお悔やみの言葉への返し方
それでは、ここからは実際に通夜や葬儀の際にお悔やみの言葉をいただいた際の返し方について解説していきましょう。
①恐れ入りますor恐縮です
最も使われるお悔やみの言葉への返事は、「恐れ入ります」や「恐縮です」というものです。
非常に謙虚な姿勢を相手方に見せることができるため、葬儀に適した返事であるといえるでしょう。
②痛み入ります
この「痛み入ります」という言葉も、お相手のご厚意に感謝、恐縮する表現であり、①ほど頻繁には使われませんがお悔やみの言葉に対する返事として適しているといえます。
③ご丁寧にありがとうございます
日本人にとって感謝の気持ちを表す最もわかりやすい言葉である「ありがとうございます」は、葬儀におけるお悔やみの言葉に対する返事にも使えます。
「ご丁寧に」を頭につけたり、「お気遣い」「お忙しい中お越しいただき」といった枕詞を付けることでより丁寧な言い回しとなります。
④言葉を発さずに黙礼をする
お悔やみの言葉をいただいたならば、「何か言葉を返さなければ」と思ってしまうはずです。
前述した3つの言葉の内どれかをすぐに発することができたならば良いのですが、慣れない環境下であるはずですし、大切な人との別れによる悲しみによって声に出して返事ができないケースもあるでしょう。
そのため、無理に言葉を絞り出さなくても大丈夫です。
「どうしよう、言葉が出ない」という状況になったならば、黙礼のみ行うようにしましょう。
ただし、その際には身体をしっかりと相手に向けて、深いお辞儀をすべきだと言えるでしょう。
⑤生前は○○が大変お世話になりました
前述した①~③のいずれかの言葉を返したら、「生前は○○が大変お世話になりました」という言葉を付け加えるとより感謝の意を参列者に伝えられるでしょう。
例えば④のように黙礼のみした場合にも、一呼吸おいて「生前は~」という言葉を伝えることで感謝の意をしっかりと伝えられるはずです。

参列者と長時間話し込まないことも重要
前述した通りどういった言葉を返すかも注意しなければなりませんが、すべての参列者に不快感を与えないような立ち回ることが重要となります。
そのため、お悔やみの言葉をいただいたらしっかりと目を見て深々と頭を下げてから返事をするべきだといえます。
また、参列者が途絶えた状態ならばある程度話をしても良いですが、他の参列者が待っている状態でお悔やみの言葉をかけてくださった方と話し込むのはNGとなります。
「お相手が目の前にいるのに沈黙するのは失礼かな?」と感じる方もいますが、葬儀の場なのですから会話は最小限で良いことを理解しておきましょう。
まとめ
今回は、「葬儀期間中にいただいたお悔やみの言葉への返し方」について解説してきました。
・恐れ入りますor恐縮です
・痛み入ります
・ご丁寧にありがとうございます
・言葉を発さずに黙礼をする
・生前は○○が大変お世話になりました
参列者からお悔やみの言葉をいただいたならば、ぜひ上記のような言葉を使用し対応しましょう。
埼玉県八潮市を中心に葬儀に対応しているさかい葬祭では、家族経営ならではのリーズナブルな料金と残されたご家族を第一に考えた安心のお葬式を心掛けております。
深夜でも早朝でも構いません。
真心を込めたお葬式をご希望の方は、ぜひさかい葬祭にご相談ください。